2025/08/20 10:20


最近、本屋さんでたまたま「香道(こうどう)」についての本を手に取りました。


お香を「聞く」という言葉を使うなんて、なんだかとても日本的で素敵だなと思ったんです。


日本では昔から、香りを外にアピールするものではなく、自分の内側を整えるものとして楽しんできたそうです。

平安時代の貴族は、部屋や衣装に香りをしみ込ませ、手紙にも香を焚きしめた和紙を使ったとか。

想像するだけで、当時の優雅な生活が浮かびますよね。


私自身も、朝にお気に入りの香りをまとっただけで少し気持ちが前向きになったり、夜に香りを感じながら髪を整えると一日をリセットできるような感覚があります。

「香りって、見えないのに心に作用するもの」――そう考えると、昔の人が香りを大切にしてきた理由がよく分かる気がします。


Riche  en parfumで大事にしているのも、まさにそうした“心を澄ませる香り”です。

ほんのひととき香りに意識を向けるだけで、バタバタした日常に小さな余白が生まれる。

それは忙しい現代の私たちにとって、とても贅沢な時間なのかもしれません。


みなさんは最近、「香りに癒された瞬間」ってありましたか?

ちょっとした日常の中に、香りを感じる時間を増やしてみるのもおすすめです🌿